歯医者でのホワイトニングの実際のメリットとは?

自分で専用ハミガキ粉などを使ってできるホワイトニングは手軽さの反面、白くなる効果に限界がある(自分の好みの白さにはできない)、自分の施工技術に品質が左右されるので、場合によっては歯に傷がついて、色が再付着しやすいというデメリットがあります。
費用は安いものの、結果は自己責任…ということが常につきまといますね。
このようなことを心配する方には歯医者でのホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか?

歯医者さんでのホワイトニングの方法には、さすが専門家だけあって、多くの方法があるようです。その中でも比較的メジャーな方法が次の2つ。

オフィスホワイトニング

専用の薬剤を使って、歯に沈着している色素を抜く方法です。
表面だけなく、歯の内部まで浸透して色素を抜くので歯磨き粉のように中途半端な白さでなく、完全に真っ白にすることも可能です。
一回の通院で施術は完了し、薬剤の塗布回数によって歯の白さを自分の好みに合わせて
選べることが特徴です。
プロが行う施術なので、仕上がりがかなりきれいになることと、すごく真っ白な歯にも
できるのが大きな特徴ですね。
ただしデメリットもあります。施術完了時は思い通りの白さになりますが、3ヶ月から6ヶ月ほどで徐々に元の汚れが徐々に沈着していきます。ほうっておくと結局元に戻ってしまうので再施術が必要になります。
また、施術後数週間は、効果を高めるためにステインのつきやすいもの、コーヒーや、お茶、カレーやタバコといったものは控えなければなりません。

ホームホワイトニング

もう一つは、歯科医に薬剤を処方してもらい、それを専用のマウスピースに塗って毎日一定時間装着して色素を抜いていくという方法です。
最初に歯医者さんに行った時に自分の歯型にあったマウスピースを作成します。
その後自宅に帰って1日数時間程度装着し、1~2週間程度続けます。
装着回数によってどんどん白くなっていくので、自分の好みの色にも合わすことができます。つまり効果においてもオフィスホワイトニングとほぼ同等の効果が得られるということですね。
じっくり時間をかけることから、持続性もオフィスホワイトニングよりも長いそうです。
しかしデメリットは、マウスピースを一定時間つけなければいけないことから、余計な手間がかかりますね。毎日それだけの時間をとれるかがポイントになってきます。

いかがでしょうか?効果という面では自由に歯の白さをコントーロールできてしかも結果も失敗がないという点で両方共確実な施術方法だと思います。
ただし、共通してかかる問題がおかねです。
両者とも、歯の本数毎にお金がカウントされ、平均するとだいたい50000円以上はかかってくるそうです。しかも保険が効かない自費診療となります。自分でできる方法だと、続けても10000円いくかいかないかというくらい。5倍以上のコストをかけて歯を白くしたいかそうでないか、自分の目的をはっきりさせる必要ありますね。
また、通院にかかる手間も見逃せません。施術だけなく、その後の確認のための通院、続けるなら半年、1年毎の通院など、病院に行く手間が面倒な方にはあまりおすすめできないでしょう。白くするということにすごくこだわっている方でない限り、歯科医でのホワイトニングはあまりお勧めできないと思います。

なぜステインが歯についてしまうのか?

歯の汚れの元凶と言われているのがステイン。毎日歯磨きしていても、なんらかの影響で長いスパンで見ると必ず色素がついてしまいます。そもそもなぜステインが歯に付着してしまうのでしょうか?

ペリクルという物質が密接に関係していた。

歯はエナメル質という石灰質でできているのは有名な話ですよね。でも実際に直接エナメル質に汚れがつくわけではありません。実はエナメル質の周りにはペリクルという物質が全体を囲っています。無色透明で非常に薄い膜なので、肉眼ではわかりにくいですね。
実は汚れの原因はこのペリクルの副作用によって起こるものなのです。
ペリクルは歯だけはなく、細胞全体にも薄い膜の保護機能としての役割があります。
歯においても、同じでエナメル質を覆って保護する役割とともに、口の中の悪細菌をブロックしたり、再石灰化をみたしたりという役割もあります。
ただ、その過程で同時にステインとなる原因物質を吸着してしまう役割もあり、このペリクルは時間が経つと再石灰化の促進とともにエナメル質に定着してしまいます。これが汚れの原因となってしまうのです。つまりコーティングの役割を果たしながらも同時についた汚れも同じにしていまうありがたいのか迷惑なのかよくわからない物質なのですね。。

ペリクルはどんなものがお好み?

ではそのペリクルはいったいどんなものを吸着しやすいのでしょうか?
ざっくりいってしまえば、口の中にはいるものすべてと言っていいでしょう。色素があるものすべてに可能性がゼロではないといえません。
その中でも特に吸着しやすいのがタバコのタールです。
喫煙所や灰皿を見てもわかるようにちょっと吸っても茶色いヤニが付着してしまいますよね。歯においても同じく、タールは特に粘着質の多い物質なので、付着してしまいます。
また、コーヒー、紅茶に含まれるタンニンもクセモノです。別茶渋とも呼ばれるのですが、渋みを司る物質の反面、色はタールと似たようなこげ茶色、ペリクルとの化学反応によって容易に付着してしまうそうです。
同じく、ワインや柿など渋みのあるものにもタンニンは含まれており、葉の汚れの原因となります。